ヒールオゾン

ヒールオゾン(オゾン治療)は、オゾンによる虫歯の治療法です。

ヒールオゾン

ヒールオゾンとはドイツのKavo社が開発した、オゾンによって虫歯菌を殺菌し、再石灰化を促進することで虫歯を治療するという治療法です。 イギリスでは、すでに約3000万人がヒールオゾンによる治療を受けています。

虫歯の部分を削らずに殺菌して治療するというコンセプトは3Mix-MP法と同様ですが、ヒールオゾンは薬剤を使用しないのでより安全性が高く、再石灰化を積極的に促進するという点が異なります。

ヒールオゾン(オゾン治療)のメリット

・歯を削る量が少なくてすむ。

・歯の神経(歯髄)を残せる可能性が増える。

・歯を削る量が少ないので、痛みが出る可能性が低くなる。

・薬剤を使用せず、完全な真空状態にならないとオゾンが発生しない構造になっているので
  安全性が高い。

・根管治療時の根管内の殺菌や、虫歯予防にも使用することが出来る。

・操作が簡便で、治療時間が短縮できる。

ヒールオゾン(オゾン治療)のデメリット

・まだ新しい方法のため、行っている歯科医院が少ない。

・適応には限界がある。(進行した虫歯の場合には、従来どおり歯髄を取る必要がある)

・保険が利かない。

ヒールオゾン(オゾン治療)による虫歯治療法

1.クリーニング
ヒールオゾンを使用する前に、クリーニングを行なって歯をきれいにします。
 
2.検査
虫歯の状態を検査し、どの程度の期間ヒールオゾンを行なえばよいかを調べます。(この検査には、Kavo社のダイアグノデントという機械を使用しています)
 
3.オゾン照射
ヒールオゾン装置にてオゾンの照射を行い、虫歯菌を殺菌します。
 
4.再石灰化の促進
フッ素入りの薬剤を使用して歯の再石灰化を促進し、さらに虫歯予防効果を増強させます。